来週は高値もみ合いの展開となりそうだ。先週は上値の重さが感じられるも下値を切り上げ、東証1部の売買代金も活況の目安である2兆円を維持していることから、日経平均1万7000円台での値固めが進んでいる印象を受ける。次に目指すは1万7500円超えであり、これら市場需給より考えてもやはり高値圏での推移が予想される。
また、12月2日は衆院選公示が行われ本格的な選挙戦に突入する。特に短期的な相場は票読みを巡るニュースフローが株価動向に影響を及ぼす材料になると考えられる。5日の10月景気動向指数と併せて、これら外部環境に注目し動向を見極めたい。