前場の日経平均株価は111円高と、29日の米市場が上昇したことや為替が円安に傾いていることを好感され反発スタートとなった。ただ、買い一巡後は上値の重さから様子見気分が強まったほか、週末要因なども意識され急速に上げ幅を縮小する展開となっている。東証1部の出来高は12億3286万株、売買代金は1兆1929億円。騰落銘柄数は値上がり1087銘柄、値下がり602銘柄、変わらず172銘柄。業種別では、水産農林、保険、パルプ紙、電力ガス、海運、医薬品、食料品、繊維、化学などが堅調。一方、その他金融、鉄鋼、不動産、空運、非鉄金属などが冴えない動きに。
個別では、第1四半期は市場予想上ブレから【4751】サイバーエージェント、黒字浮上の【3328】BEENOSなどがストップ高、【3785】エイティングが前日のストップ高からの大幅続伸。その他、【8894】原弘産や【4777】ガーラなどが人気を集めている。