【3777】ジオネクスト 138円 +1 (+0.72%)
【1352】ホウスイ 137円 +1 (+0.73%)
【9681】東京ドーム 585 +23 (+4.09%)
本日の日経平均株価は136円高の5日続伸。朝方は上昇ピッチの速さから過熱感が出ていたところに円安一服が重なり主力銘柄中心に売りが先行。また、前場はイエレンFRB議長の議会証言待ちで手控えムードもあったようだ。ただ、後場は為替相場が119円に回復すると先物主導で上げ幅を拡大、引けにかけ上げ足が強まる展開となった。東証1部の出来高は23億2021万株、売買代金は2兆4553億円。騰落銘柄数は値上がり1051銘柄、値下がり683銘柄、変わらず128銘柄。
個別では【7203】トヨタが5日続伸で連日の昨年来高値更新となったほか、トルコの医薬品会社Toplam Kaliteを最大145億円で買収すると発表した【4502】武田薬品工業も昨年来高値更新と主力株が軒並み堅調。その他、インバウンド関連【2736】サダマツがストップ高、特定資金介入の噂のある【2323】fonfunは5日連続のストップ高となった。
連日の昨年来高値更新となるなか、過熱感は警戒されやすい。ただし、過熱を警戒しての上昇のためポジションがロングに大きく傾いていない可能性があり、需給に支えられた上昇。3月期末が近づく中、貸し株の返却といった買戻しも意識されやすく、過熱を警戒しつつも2000年以来の2万円の節目をターゲットとしたトレンドが継続するとみられている。