前場の日経平均株価は13円安。前日の米株安に加え、テクニカルでの短期的な過熱感、FOMCの結果発表、イエレンFRB議長の会見も控えることなども意識されて利益確定売り押された。ただ、先高期待は引き続き根強く一巡後は底堅く推移推移している。業種別では、その他製品、保険、電気機器、その他金融、陸運などが上昇する一方、鉱業、ゴム製品、水産農林、石油石炭、非鉄金属などが下落。東証1部の出来高は9億9885万株、売買代金は1兆2137億円。騰落銘柄数は値上がり758銘柄、値下がり929銘柄、変わらず176銘柄。
個別では、業務・資本提携した【7974】任天堂、【2432】DeNAがストップ高買い気配となっているほか、この業務提携を刺激材料に同社に関連する銘柄、【8369】京都銀行、【3652】DMP、【6804】ホシデンなどにも物色の矛先が向かう。その他、安川電気が株式交換で完全子会社化した【6950】ワイ・イー・データがストップ高。【3907】シリコンスタジオ【2929】ファーマフーズなども急伸、大幅高となっている。