本日の日経平均株価は32円高と反発。朝方は売り買い交錯のスタートも後場寄り直後に急落、その後は公的資金の思惑や個人による押し目意欲の強さから再び浮上するという値動きの荒い一日となった。業種別では、繊維製品、その他製品、不動産業が上昇率上位。一方、鉱業、医薬品、海運業などの下落が目立った。東証1部の出来高は21億4647万株、売買代金は2兆5622億円。騰落銘柄数は値上がり851銘柄、値下がり891銘柄、変わらず134銘柄。
個別では、午後13時に、自動運転車を開発するZMPと製品の販売契約を結んだことを発表した【9908】日本電計が急伸したほか、「HAL」の医療機器としての承認を、厚生労働省に今日にも申請と伝わり【7779】サイバーダインが後場一段高。また、本日マザーズ市場へ上場した2社を軸に直近IPO銘柄が活発化。【6031】サイジニア、【7816】スノーピーク、【3907】シリコンスタジオなど多数の直近IPO銘柄の上昇が目立った。