本日の日経平均株価は前週末比241円高と大幅続伸。米雇用統計発表からの欧米株高や中国の利下げなどを好感して買い先行スタート。一巡後は、今晩のユーロ圏財務相会合、ギリシャ債務問題の行方を見極めたいとの思惑などから上値は重くもみ合いの展開となった。業種別では、石油・石炭製品、卸売業、倉庫・運輸関連業が上昇率上位。一方、値下がりは精密機械、保険業、銀行業の3業種のみ。東証1部の出来高は28億9377万株、売買代金は2兆8468億円。騰落銘柄数は値上がり1309銘柄、値下がり460銘柄、変わらず113銘柄だった。
個別では【4777】ガーラ、【3653】モルフォなど先週注目の2銘柄が後場一段高となったほか、【】日本スキー場開発や【3776】ブロードバンドタワーなども急伸。その他、セールスフォース社と連携しIoTプラットフォームを強化するユビキタス【3858】ユビキタスやアニマックスとコラボし、を6月に「アニ・コン」を開催発表した【6046】リンクバルなども買われた。
戻りも一巡し、ここから更に買い上がっていくには新たな材料がないと厳しい状況か。もうしばらくはもみ合い。引き続き決算絡みの個別株を中心とした動きが継続する可能性が高いとみる。
