【5981】東京製綱 238円 -1 (-0.41%)
【5703】日本軽金属ホールディング 219円 +2 (+0.92%)
【3915】テラスカイ 15,700円 -1,850 (-10.54%)
本日の日経平均株価は11円高と11日続伸。朝方は米国株安を受け売りが先行も、根強い先高期待からの押し目買いが入りプラス圏に浮上。一時は前日急落の上海総合指数の続落が重しとなりマイナス転換する場面もあったがプラス圏を維持し前場を引けた。後場入り後は週末要因などから様子見ムード強く積極的な上値追いにはならいものの底堅く推移、後半にかけては上げ幅を拡大、本日高値の前日比84円高を付ける場面もあったが引けにかけては上げ幅を縮めた。業種別では、非鉄金属、鉄鋼、鉱業、空運、通信など値上がり上位に。一方、保険、医薬品、証券、陸運、不動産などが値下がり上位となった。
個別では、特定資金による仕掛けによる動きか【8139】ナガホリや【8115】ムーンバットが急伸。中国などでのEV拡大期待などから【6619】ダブル・スコープが買われたほか、インバウンド関連、【7968】TASAKIが大幅上昇。一部報道で投資会社が保有する同社株の売却手続きにおいて、世界最大の中国の上場宝石会社など数社が関心を持っていると伝わっている。また、直近の下げがきつかった【8256】プロルート丸光が反発。政府がマイナンバーの利用範囲を広げるとの報道から買われていた【3742】ITbook、【3910】エムケイシステムが後場一段高となった。
比較的良好な外部環境、視企業業績の先行きや円安を背景にした先高期待は依然根強く日経平均は11連騰。来週もこの流れに乗って歴代1位の記録。14連騰うを期待したいが、来週はECB理事会及びドラギ総裁会見及び、米雇用統計を控え上値の重い展開になると予想。買い疲れ感が徐々に出始め、高値警戒から利食い売りも出やすい状況だけに要注意。