【6300】アピックヤマダ 332円 -19 (-5.41%)
【8203】MR MAX 365円 +48 (+15.14%)
【8306】三菱UFJフィナンシャル・グループ 860円 +5.5 (+0.64%)
本日の日経平均株価は183円高と5日ぶり反発。後場は日銀は金融政策決定会合で、賛成多数で金融政策の現状維持を決定、予想通りの内容となり特段目立った動きは見られず。その後もみ合いへ。大引けにETFリバランス需給などが発生したが、目立った影響は見られなかった。業種別では、繊維製品、ゴム製品、海運業、パルプ・紙などが値上がり上位に。一方で、鉱業、電気・ガス業、石油石炭製品、医薬品が値下がり上位となった。
個別では、本日の注目銘柄。インバウンド関連、前日の大幅上昇が初動の可能性アリと指摘した【8203】MR MAXが後場から急上昇となったほか、【3656】KLAB、【7571】ヤマノホールディングス、【2148】アイティメディアなどが一段高に。また、【3669】モバイルクリエイトがドローンの研究・開発などを手掛ける「ｃｉＤｒｏｎｅ（シーアイドローン）」の設立を発表。一部でドローンの製造をモバイルクリエイトが出資する【6314】石井工作研究所が担当すると伝えられ思惑買いからストップ高となった。
日経平均は米株高を好感し大幅反発とはなったが、ギリシャ問題がいまだ解決せず。来週22日の緊急首脳会議を開きギリシャ問題を協議する予定となっており、これが無事通過するまでは引き続きこう着感の強く、テーマ株や中小型株物色中心の相場展開を想定しておいたほうがいいだろう。例えデフォルトしたとしても市場は織り込み済みとの声もあるが結果が出るまでは要警戒。また、来週はIPOが5社控えており、今週好調なスタートを切った新規上場4社に続き短期資金がIPO銘柄に集中。祭りに発展する可能性もありそうだ。
