【6976】太陽誘電 1,569円 -36 (-2.24%)
【4755】楽天 1,960.5円 -30.5 (-1.53%)
【3825】リミックスポイント 2,244円 -149 (-6.22%)
本日の日経平均75円安と反落。朝方は中国・上海株式市場の動向見極めの動きから反落スタート。その後は、上海株上昇したことから安心感が広がりプラス圏に浮上した。後場入り後は一時本日高値を付ける場面もあったが週末要因、EU首脳会議への警戒から徐々に利益確定売りに押され再びマイナス圏へと沈んだ。業種別では、食料品、銀行業、鉱業、情報・通信業などが値上がり上位に。一方、小売業、電気機器、海運業、ゴム製品などが値下がり上位となった。
個別では、16年2月期の上期・通期業績予想の上方修正を好感された【6323】ローツェやブロードバンドタワーとベンチャーキャピタル合弁を設立を発表した【8462】フューチャーベンチャーキャピタルがストップ高。後場からはアミノ酸系の両性界面活性剤を拡販すると報じられた【4406】新日本理化が急伸したほか、4月IPOの【3133】海帆が一段高で年初来高値を更新した。
来週は引き続きギリシャ債務問題や中国株の動向次第では再び荒れる展開も想定しておきたい。ただ、15日の日銀金融政策決定会合が予定されており、外部環境の変化を理由に日銀が追加緩和に動いてくる可能性も。まずは12日にEU首脳会議、その後日銀会合。来週は他にも中国4-6月期GDP、米小売売上高、米鉱工業生産など多数の指標があり、今週同様上にも下にもボラティリティの高い相場展開がしばらく続く可能性が高いとみていいだろう。