【8914】エリアリンク 140円 +6 (+4.47%)
【1803】清水建設 1,101円 +21 (+1.94%)
【8306】三菱UFJフィナンシャル・グループ 769.6円 +25.3 (+3.39%)
本日の日経平均株価は7日ぶり反発し、570円高と今年最大の上げ幅を記録。前日に中国人民銀行が追加金融緩和を発表したことを好感して幅広い銘柄が買われる展開となった。一時は上海株の不安定な動きからマイナス圏に沈む場面もあったが、後場入り後には先物への仕掛け的な買いが断続的に入り急速に上げ幅を拡大。ほぼ本日の高値圏で取引を終えた。業種別では、全33業種がプラスとなり、電気・ガス業や保険業が5%を超える上昇、その他製品、その他金融業、電気機器などが4%超の上昇となった。
個別では、カジノなどの統合型リゾート法案を巡り自民党の関係議員が24日に横浜で積極発言と伝えられ【1847】イチケンが急伸。24.7%と、ストップ高の急反発となり、東証1部の値上がり率トップ。カジノ関連の低位材料株としてイチケンの急伸が刺激に【7997】くろがね工作所も大幅高となった。また、ソフトウェア・デファインド・ストレージ(SDS)ベンダーの米Scality社より、国内初となる保守サポートパートナーに認定されたことを材料視された【3776】ブロードバンドタワーが後場急伸、【7812】クレステック、【7022】サノヤス、【3857】ラックなども後場一段高と上昇が目立っていた。
明日もボラティリティが高く不安定な動きを警戒。中国・上海総合指数睨み展開へ。本日は大きくリバウンドはしたが中国の明確な底入れを確認できるまでは油断は禁物。リバ狙いの買いが多数の銘柄に見られるため明日も短期トレード中心、押し目買い→噴いたら売り。慎重にいくなら現状の高ボラティリティが落ち着くまで様子見もあり。自分に合ったトレード手法で常に冷静な取引を心掛けていきたい。