本日の日経平均株価は142円安と続落。後場は今夜のFOMCを控え手控えムードのなか売りが先行、一巡後の戻りも鈍く心理的な節目1万7000円を挟んでのもみ合い。予想通りこう着の強い相場展開となった。業種別では、空運業 水産・農林業、食料品、その他金融業が値上がり率上位に。一方で、銀行業、鉄鋼、証券商品先物、保険業、海運業が値下がり率上位となった。
個別では、フィンテック関連&人工知能関連として人気を集める【3744】サイオステクノロジ-が後場急伸ストップ高。引け後に売禁。また、16年1月期決算や3カ年中期経営計画を発表し、これを好感された【4369】トリケミカル研究所、IoTコミュニケーションツール「A-ya」を発表した【3918】PCIホールディングスなどがストップ高となった。その他、レオスの大量保有が明らかになった【2772】ゲンキー。第1四半期の大幅営業増益決算を評価された【3038】神戸物産。フィンテック事業者向け「FinTechアダプター」の提供を開始した【3681】ブイキューブなどが買い優勢となった。
明日は今晩のFOMCおよびイエレン議長の会見からの動きに注目。今週は大きなイベント続きではっきりした方向感が掴みにくい展開続きだったが今晩のFOMC通過でどちらに動くか!?まずはイベント消化待ち!