前場の日経平均株価は235円高と大幅反発。注目集まったFOMCでは、政策金利の据え置きを決定、追加利上げペースは緩やかとの見通しを好感され米市場が上昇。日経平均もこの流れを受け買いが先行、幅広い銘柄に買いりその後も上げ幅を拡大。高値圏でのもみ合いとなっている。
個別では、上場2日目の【3537】昭栄薬品、東証1部指定を材料に【1768】ソネック、復配やホテル運営の受託、中期経営計画を発表した【3772】ウェルス・マネジメントなどがストップ高に。また、韓国最大級の海外発送代行サービス「モールテール」を手掛けるgroowbitsとの業務提携を材料視された【3031】ラクーン、前日決算の発表のあった【2678】アスクル、上方修正＋増配の【5851】リョービなども大幅高となっている。
テーマ株からは【3807】フィスコのビットコイン取引所の運営会社「フィスコ・コイン」を4月に設立の発表から同社はストップ高買い気配。仮想通貨関連、フィンテック関連が軒並み資金が集まる状況となっている。
売買代金1兆円割れと低水準。3月IPOラッシュのほか、今週は3連休を控え後場は上値の重い展開も想定しておきたい。人気のテーマ株中心の立ち回りで！
