前場の日経平均79円高と反発。前日の米株高を受け買い先行、その後は一時マイナスに転じる場面もあったが期末配当狙いも入り再びプラス圏に浮上、一時前日比123高、1万7000円台を回復。その後は週末要因、海外休場控えてかやや上げ幅を縮小しもみ合いとなっている。
個別では、東証1部に指定替えの【6240】ヤマシンフィルタや前日引け後に上方修正発表した【4990】昭和化学工業。LINEと業務提携に向けた基本合意書締結を発表した【2484】夢の街創造委員会ストップ高買い気配。また、帯状疱疹後の神経疼痛治療薬を米国で臨床試験開始の【4586】メドレックス、iPhoneロック解除問題で前日ストップ高の【6736】サン電子などが一時ストップ高の大幅高となっている。
その他、多彩なテーマを持つ【3914】ジグソーが急伸。コージンバイオと「がん免疫療法を提供する医療機関拡大に向けた協業を開始」と報じられた【2191】テラ。スマホゲーム「神の手」期待の【6176】ブランジスタなども買い優勢となった。
後場は週末要因、海外休場を考えばこう着感の強い相場展開。中小型を狙いつつ、引け前の急落などには警戒だ。