本日の日経平均は110円高と3日ぶり反発。後場は先物主導でやや上げ幅を拡大し、そのまま高値圏でのもみ合い。円安や配当や優待権利取りの根強い買いに支えられた格好に。業種別では、保険業、輸送用機器、機械などが値上がり率上位に。一方で、建設業、情報・通信業、空運業などが値下がり率上位となった。
個別では、ノイズ耐性を改善した高速起動完全デジタル型CDR技術を開発を発表した【6769】ザインエレクトロニクス、全固体電池の関連銘柄として人気化の【5218】オハラなどが一時ストップ高に。また、子会社がFBIに協力との報道を材料視【6736】サン電子、多彩なテーマ性持つ【3914】ジグソー。ネクスト・イットと共同で展開するセキュリティソリューション「GFI Archiver」を金融機関に提供の【3823】アクロディアなどの大幅高が目立った。一方で、フィスコ・コイン設立材料視で直近賑わった【3807】フィスコが引けにかけ急落となった。
週明けは3月末権利付き最終日などを控え引き続き底堅い展開を想定。ただ、上値を追う材料には相変わらず乏しく、中小型株、テーマ株など強い銘柄に資金が流れは継続か。