前場の日経平均株価は179円安と5日ぶり大幅反落。寄り付きはオプション特別清算指数(SQ)算出に絡んだ売買から買いが先行してのスタートし、前日比157高まで上昇したがその後急速に伸び悩むマイナス転換となった。その後も下げ幅を広げ一時は204円安、節目の1万6500円を割れて戻りも鈍い状況となっている。業種別では、値上がりはその他製品の1業種のみ。値下がりは、鉱業、その他金融業、ゴム製品などが値下がり上位となっている。
個別では、前日決算発表好感の【6748】星和電機やゲーム関連の一角【3932】アカツキがストップ高。株式分割の実施や株主優待制度の新設を材料視の【3902】メディカル・データ・ビジョン、今期最終は黒字浮上の【4043】トクヤマなどが一時ストップ高の急伸となった。また、セキュリティ関連の【3042】セキュアヴェイル、インバウンド【2222】寿スピリッツなども大幅高と上昇が目立った。
後場は週末要因意識で無理はせず。決算絡みで高値を更新している銘柄などの押し目狙い、ボラが高いテーマ株での短期売買中心の立ち回りいいかと思う。