本日の日経平均株価は15円高と続伸としたものの後場は上げ幅縮小、前場に続き戻り売りに押され上値は重く引けに大引けにかけては一時マイナスに転じる場面もあり方向感に欠ける展開となった。業種別では、鉱業、医薬品、輸送用機器が値上がり上位に。一方で、運業、証券商品先物、情報・通信業が値下がり上位となった。
個別では、米投資ファンド大手のコールバーグ・クラビス・ロバーツ(KKR)が支援する方針と伝わり【7312】タカタが後場急伸ストップ高となったほか、IPSL共同開発など引き続き材料視する見方も強く【3652】DMP、仕手株、仕掛けの噂もある【2395】新日本科学などもストップ高に。また、『恋スル龍神サマ』の配信を開始した【3823】アクロディアが後場一段高、英語版『Arcane(アーケイン)』のAndroid版を米国・カナダ及びその他英語圏で前日5月25日より配信開始の【4777】ガーラは再びストップ高を付けた。
明日は引き続き方向感に欠ける展開を想定。消費増税を含めた国内の経済政策の方向性や、週末のイエレンFRB議長の講演を見極めたいとの思惑もありやや様子見。明日も値動き軽い銘柄中心の短期売買。回転させていくスタンスが無難かと思う。