本日の日経平均株価は582円安と大幅3日続落。後場の日経平均は前場の流れ引き継ぎ一段安の安値引け。1ドル=105円台後半まで下落した円高が重しとなり下げ幅を拡大、FOMCや日銀金融政策決定会合など重要イベントを控え積極的な買いは乏しく買い手控えムード。下値模索の展開となった。
個別では、14時決算発表の越境EC関連の【3195】ジェネレーションパスが急伸ストップ高。同じく越境EC関連、前場大幅高の【3134】Hameeやセキュリティー関連+FPGA関連+仕手株要素あり人気の高い【4736】日本ラッドなどが後場ストップ高まで買われた。また、「ムーミン」のテーマパーク思惑、仕手性の強い【8789】フィンテック グローバルや先日デジタルポストへ追加出資の【2321】ソフトフロントなどが大幅高となった。
地合い悪からやはり材料株や値動き軽い銘柄へ短期資金が集中してる印象が強かった。明日もFOMC、日銀会合。また、英国のEU離脱懸念などから下値模索の展開を想定。もし、リバウンドの動きとなっても目先は深追いせず吹いたら売り目線。一先ずは重要イベント通過からの方向性を見極めていくのがよさそうだ。