本日の日経平均株価は172円高と大幅反発。後場の日経平均は円高一服からの買いが継続し、一段高と上げ幅を拡大。英国の国民投票の残留を織り込むような動きとなり一時200円近く上昇する場面があった。ただ、積極的な売買は手控えられ売買代金は今年2番目の低水準に。業種別では、鉄鋼、海運業、鉱業が値上がり上位に。一方で、食料品、医薬品、水産・農林業が値下がり上位となった。
個別では、いちよし証券がレーティング「A」、目標株価1600円や前日にNC-6004の開発地域をEUに拡大を発表した【4571】ナノキャリア、上場3日目の【3937】AWSホールディングスなどがストップ高。また、ZMPの9月上場思惑から関連銘柄の【8462】フューチャーベンチャーキャピタルが一時ストップ高の急伸となったほか、【3663】アートスパークが大幅高に。一方で、スマホゲーム「シノビナイトメア」のiosおよびAndroidの同時配信の【3903】gumiは材料出尽くしから大幅安となったほか、前日急騰との反動から【6836】ぷらっとホーム、【6721】ウインテストなども利食い売りに押され大幅安となった。
明日はいよいよ英国の国民投票の結果の発表。投票は本日、日本時間15時に開始され24日。日本時間の朝の6時まで実施。その後即日開票。おそらく明日のザラ場中にも投票の結果が発表されるだろう。発表後はかなりボラティリティの高い相場となる可能性が高く臨機応変に対処できるようにしておきたいところだ。