前場の日経平均株価は50円安と小反落。英国情勢の先行き不透明からの欧米株下落を背景に朝方から売りが先行、一時は321円安、節目の1万5000円台を割れる場面もあったがその後は急速に戻りを試し一時プラス転換する場面もあった。一部では日銀による為替介入観測との話しも出ているようだ。
個別では、値動きの軽さなどから投機資金流入の【4779】ソフトブレーンがストップ高となったほか、提携で通販システムにビットコイン決済導入の【4304】Eストアーが一時ストップ高の大幅高に。また、SBI買い増しの【4589】アキュセラが連日の大幅高が続いているほか、有機EL関連の【4589】ウインテスト、【7717】ブイ・テクノロジーも引き続き賑わっている。
その他、ゲーム関連の一角の【3932】アカツキ、ゲーム、VR関連の【3664】モブキャストが大幅高。一方で、上場廃止基準に係る猶予期間入りと報じられた【4777】ガーラがストップ安。
後場は再度円高、英国の先行き不透明感からの下落を警戒。前場中盤以降の上昇、日銀による為替介入の可能性もあるが引き続き短期売買中心。急落局面突っ込みの戻り売りスタンスで問題ないかと思う。