本日の日経平均株価は187円安と反落。後場は寄りから売りが先行すると明日予定されている日銀金融政策決定会合の結果発表を前に手控えムード。本日安値付近でのもみ合いとなった。業種別では、値上がりは鉱業、繊維製品の2業種のみ。一方で、その他製品、銀行業、電気・ガス業などが値下がり上位となった。
個別では、第1四半期は2桁の増益となった【1959】九電工や上方修正を好感された【8036】日立ハイテクノロジーズが急伸。また、個人番号カードを活用した「オンライン本人確認サービス」の提供を開始すると発表の【6093】エスクローAJ。前日決算発表で年間24円の特別配当を今期と来期に実施すると発表した【4921】ファンケルなども人気を集め大幅高となった。
一方で、直近で中国企業と新事業開始で急騰した【2330c】フォーサイド、前日に「変なホテル」全国展開との報道を刺激材料にこちらも急騰ストップ高となった【3624】アスコットなどが一時ストップ安の大幅安となった。最近は前日急騰、ストップ高した銘柄など資金の逃げ足が極端に早い気がする。
明日は日銀会合の結果を受けて動きとなるが発表と同時に乱高下する展開を想定。特に現状維持だった場合には売り仕掛け的な動きには警戒しておきたいところだ。