本日の日経平均株価は308円安と大幅続落。後場は一段安と為替が1ドル=101円前後まで急速に円高に進んだことからこれを嫌気。日銀によるETF買いの影響も期待していたほどじゃないとの見方もありこれも失望売りに繋がったとの見方も。業種別では、33業種全てが下落し、値下がり上位は証券商品先物、不動産業、ガラス土石製品など。
個別では、ソーラーフロンティアと太陽光発電事業推進で基本合意で動意付いた【3647】ジー・スリーや19年3月期営業目標10億円とする中期計画を策定の【2354】 安川情報システムがストップ高。本日の注目銘柄、仕手株【6721】ウインテストが後場一段高の高値引け。また、岩井コスモ証券が投資判断「A」目標株価6000円に設定した【3541】農業総合研究所、7月の月次好感の【7606】ユナイテッドアローズなどが大幅高となった。
短期的には為替相場1ドル100円割れの円高を警戒、日経平均は引け後に大台の1万6000円割れ。7日続落中の米市場は今週末に雇用統計を控えており、目先は短期売買を中心とした取り引き。値動きの軽い仕手性強い銘柄など、ここ数日盛り上がっており、これら中心の値幅取りが無難に思える。