本日の日経平均株価は114円と続伸。朝方は前日の米株安、前日大幅高の反動からやや売りが先行も年6兆円のETF買い期待などの思惑あり、売り一巡後は切り返しプラス圏に浮上。後場に入ったたジリ高基調の展開となり、一段高。終値は7月21日以来、約半月ぶりの高値水準を付けた。業種別では、その他製品、鉱業、水産が値上がり上位に。一方で、空運業、輸送用機器、ゴム製品が値下がり上位となった。
個別では、前日決算好感の流れから【9707】ユニマットや【2468】フュートレックがストップ高。また、中国で温水洗浄便座など販売開始の発表をした【5341】アサヒ衛陶や投資運用子会社がヤフーと資本提携を発表【7162】アストマックスなどもストップ高まで買われた。その他、本日注目のポケモン関連【7974】任天堂。終日堅調に推移し後場一段高。関連銘柄の【7022】サノヤス、【6879】イマジカロボットなが賑わった。
材料難のなか後場一段高と日経平均は強い動き。一部では週末SQ絡みからの先物への仕掛け的な買いが入ったとの話も。明日は直近の上昇を考えるとそろそろの一服も意識。日銀による年6兆円のETF買いから底堅いとは思うが上値も材料難から重いと思われる。外国人の夏季休暇、オリンピックなどもあり閑散相場へ。
やや幅は広いがしばらくは日経平均16000円~17000円のレンジ内での動きが続くとみていいかと思う。物色はようやく反騰態勢に入りつつあるゆな動きを見せた任天堂(ポケモン)関連。値動き軽い株価3桁の値動き軽く仕手性の強い銘柄。材料株など人気の相場が継続すると思われる。