前場の日経平均株価は42円安と小幅続落。寄り付きは小幅高と前日の米市場の最高値更新を背景に買いが先行もその後は円高基調を嫌気。マイナス転換するとその後下げ幅を拡大させた。売り一巡後は日銀によるETF買いへの思惑かなど下げ渋っている。
個別では、決算から【4845】フュージョンパートナーやフュージョンパートナーとの業務提携等に向けた協議開始を発表した【4779】ソフトブレーンがストップ高。また、CFRTPシート材の成形可能な真空プレス装置を開発材料視の【6327】北川精機が3日連続のストップ高となった。ドイツ証券が目標株価を4,800円に新規「buy」とした【3938】LINE、きちりと仮想通貨決済分野で業務提携の【2315】SJIなどが買い優勢に。
後場は手掛かり材料難、円高への警戒。物色傾向は前場と変わらないかとは思うが下げ幅拡大の流れのときは一旦注意しておきたい。ETF期待もあるが過度の期待は禁物。