本日の日経平均株価は59円高と反発。後場は寄りから買いが先行し、再びプラス圏に浮上。買い一巡後は上値の重さが意識されたが再度売り込まれるような動きにもならず1万6550円付近でのもみ合いとなった。業種別では、鉱業、鉄鋼、保険業が値上がり上位に。一方で、陸運業、医薬品、空運業が値下がり上位となった。
個別では、有名な仕手株、先日の決算材料視というよりは短期的な仕掛けと思われる【3777】ジオネクストがストップ高。また、前日ウルフ村田氏のツイートからストップ高となった【3134】Hameeに続き本日は【2152】幼児活動研究会をツイートで一時ストップ高まで買われた。また、後場からは自動運転関連の【3663】アートスパーク、【4667】アイサン、【8462】FVCなど物色の矛先が向かい大幅上昇となった。
週明けは26日にジャクソンホールでのイエレンFRB議長の講演に注目。先日の7月FOMCでは早期の利上げに対する警戒感が後退したものの、利上げ時期を探る流れを探るうえで重要な日になると思う。日経平均は引き続き上値は重く、為替動向を注視しての展開になりそうだ。物色は仕手性強い中小型株、材料株中心。今週と変わらずといった感じになると思う。