前場の日経平均は83円高と反発。欧米株高、円高の一服を受け朝方は買いが先行したが、買い一巡後は引き続き買い材料に乏しく徐々に上げ幅を縮小と積極的に上値を追うには厳しい状況。週末に控えるジャクソンホールもやはり意識されているように思える。
個別では、注目銘柄の【6327】北川精機が売り一巡後切り返しから急伸のストップ高。値動き軽い仕手株【3777】ジオネクストや人工知能(AI)・ディープラーニングのビジネス応用を支援するサービスの提供開始を発表した【3906】ALBERTが一時ストップ高の大幅高となっている。また、今日の日本新聞が「中国でスマートフォンを使った電子決済サービスが急拡大し、日本企業に商機を生み出している」と報じたことで、マルチ決済サービス展開する【3623】ビリングシステム、【3753】フライトHDに注目が集まり買いが集中した。
後場は引き続き上値の重い展開を想定、最悪マイナス転換も。物色はここ最近の流れ通り材料株、仕手株、中小型株メイン。短期売買をメインに突如急騰するような銘柄での値幅取りで問題ないかと思う。