本日の日経平均株価は83円高と3日続伸。後場は狭いレンジでのもみ合いに終始。底堅く推移したものの、今週末に控える米雇用統計見極めの動きもあり上値は重かった。
個別では、直近IPOの【3547】串カツ田中や【3962】チェンジ、子会社が機械学習のコンペティションで世界1位を獲得を材料視された【6879】イマジカロボットが後場ストップ高。また、引き続きQUOINEとの業務・資本提携を改めて材料視の【3798】ULSグループ、直近IPO【3963】シンクロフード、ツイッター上で影響力のあるフィスコPDの煽りなどから【3541】農業総合研究所などが大幅高となった。
その他、直近の注目銘柄として推奨の【2656】ベクター。直近の高い【6531】リファインバースやバイオ関連の【2929】ファーマフーズなどの上昇も目立った。
今晩は、米ISM非製造業景気指数や米9月ADP雇用統計が予定されている。直近、日経平均は堅調に推移しているが毎日の売買代金など盛り上がっておらず本日も2兆円割れ。商い伴っての上げでない分、崩れる時は早い可能性あり。雇用統計前は特に警戒しておいたほうがいいだろう。
物色面では最近の流れ通りテーマ株、材料株、値動きいい中小型株は変わらずだが、直近値を飛ばす銘柄が多い直近IPOなどは週末には一気に利食い売りが入る可能性ありこれら銘柄もそろそろ警戒しておきたいところ。