本日の日経平均株価は35円高と4日続伸。後場も材料難からもみ合いがしばらく続いたものの、もみ合った後に先物主導で上げ幅を拡大。前場に続き一時節目の1万7000円台乗せる場面があった。ただ、これは維持できず引けにかけやや売りに押された。
個別では、「ネット同時配信、19年にも全面解禁」との一部報道を好感された【4308】Jストリームや本日から信用規制解除の【6172】アサカ理研が後場一段高のストップ高。フィンテック、人工知能(AI)、ビックデータと複数の切り口ある【6172】メタップス、直近IPOの【6196】ストライクもストップ高まで買われた。
また、中小型株の一角としてか材料は不明だが【6433】ヒーハイスト精工が後場に入り急伸。ゲーム関連、先日マイネットに複数のゲーム売却した【2138】クルーズが大幅高。会計監査人の異動を受けて連日の急落となった【3674】オークファンには買い戻しが入った。
明日は米大統領選候補の第3回テレビ討論会が行われるがこの行方に注目が集まる。また引き続き決算本格化前、地合いも方向感に欠けてるだけに物色傾向もほぼ本日と変わらずの展開だと思う。