本日の日経平均株価は268円高。後場の寄り付き直後は一時本日の安値を付ける場面があったものの、主力株中心に根強い動きとなり終盤にかけては一段高とほぼ高値引けとなった。ただ、新興市場は指数を牽引する【4565】そーせいの一段安などを受け軟調な推移となった。
個別では、財務面での懸念後退が材料視された【9501】東電、一部報道からカジノ関連、候補地の一角として北海道が挙がりその思惑として名前があがった【9171】栗林商船がストップ高。人気を集める超電導フライホイール蓄電システムの【7709】クボテックは3日連続のストップ高となった。
その他、前日の決算発表を好感された【7435】ナ・デックス、【3524】日東製網が大幅高となったほか、11月月次好調の【8732】マネーパートナーズグループなどの上昇も目立った。
明日は今晩のECB理事会結果を受けての展開となるが、内外の機関投資家が主力株中心に買い観測が出ているだけに引き続き堅調に推移する可能性も高いと思う。ただ、いつ崩れてもいいように逃げれる準備だけは忘れずにといったところか。マザーズはなど新興は値下がりの止まらない【4565】そーせいグループの動きを見つつ、焦らずじっくり押し目狙いへ。