前場の日経平均株価は131円高と9日続伸。前日の欧米株高、円安・ドル高進行を好感し買いが先行した。買い一巡後は直近の連騰からの過熱感など意識され上値が重いが下値も堅い状況。物色はやはり材料株、中小型株中心の相場となっている印象だ。
個別では、スマート衣料向けに伸縮度の高い導電性アクリル樹脂を開発の【4187】大阪有機化学工業やゲーム関連、東海東京調査センターの新規「Outperform」、目標株価6,500円を引き続き材料視の【3932】アカツキがストップ高。また、原油高メリット関連、本日の注目でもある【6531】リファインバース、上方修正好感の【6047】Gunosyなどの上昇が目立つ。
その他、中小型株循環の流れでは仕手性強い【2330】フォーサイドや【6016】神戸発動機が大幅高。分割発表した【8925】パートナーエージェント、【2130】メンバーズなども高い。
後場はやはり直近の連騰、週末要因を意識。また、来週からは海外投資家がクリスマス休暇入りすることも考慮し様子見。触るなら値動き軽い材料株、中小型株を引き続き狙う値幅取りスタンスが無難だろう。