本日の日経平均株価は102円高と反発。後場は日銀結果発表、現状維持は予定通りとなったが、景気判断は上方修正をきっかけに再度プラス転換すると上げその後は堅調に推移、買い安心感が広がり日経平均は一時節目の1万9500円台を回復する場面があった。
個別では、1株3500円で株式売渡の【2400】SOMPOケアメッセージがサヤ寄せする動きから連日のストップ高となったほか、中小型株循環から資金流入の【2926】篠崎屋が後場一段高のストップ高に。また、後場に上方修正を発表した【3004】神栄が急伸。前日「コスプレ事業」に参入を好感された【3624】アクセルマークも後場に入り再度急伸の動きとなった。
その他、リチウムイオン電池関連のテーマ見直しから【4109】ステラケミファ、後場に大口受注獲得の発表から【7717】ブイテクノロジーなどの上昇も目立った。
日銀会合の結果は織り込み済みも、景気判断は上方修正を好感。後場は直近上値の重かった主力銘柄なども上げ幅を拡大。材料の乏しかったなかで景気判断は上方修正はかなりのインパクトがあったようだ。
後場の物色の動きを見る限り明日以降再び主力に資金シフト。特に9984 ソフトバンクグループなどの動きには注目。過熱感以外は特段の売り材料なし、もうしばらくこの上げ相場続きそうな印象は受ける。もちろん、常にいつ崩れても逃げれる準備だけは忘れずに。