前場の日経平均株価は55円高と4日ぶり反発。前日の欧米市場が休場だったなか、手掛かり材料難、本日が年内受け渡し最終日とあって朝方は売りが先行したものの、売り一巡後は円安背景に買い戻しの動きとなった。
個別では、仮想通貨(ビットコイン)事業を手掛ける「みんなのビットコイン」の新規設立を改めて材料視か【8704】トレイダーズが急伸となったほか、COOKPAD前社長穐田誉輝会長がTOBの【3685】みんなのウェディングが連日のストップ高に。また、AR performersライブアプリ「ふれフレ」をリリースの【4334】ユークス、中国「蘇州米粒影視文化伝播有限公司」Mili Pictures社と アイフリークモバイルの3D・VR共同プロジェクトを発表し、【3845】アイフリークモバイルが一時ストップ高の大幅高となった。
その他、直近IPOの【7782】シンシアのほか、テレビ番組「コミックBAR Renta!」を、2017年1月4日よりTOKYO MX1にて放送開始の【3641】パピレス、SBIホールディングスと眼科領域の合弁会社を設立することで基本合意した【4596】窪田製薬などの上昇も目立つ。
節税の売りも一巡後、買い戻しも入ってるような動きだが目先は引き続き短期売買(値幅取り)のトレード中心に。何度も書いてるが年内は無理する必要なし。安値仕込みの既存のポジションホールドで利益を伸ばし、新規買いは押し目拾って戻りで売りなどが無難かと思う。