本日の日経平均株価は63円高と4日ぶり反発。日本時間で12日午前1時にトランプ次期米大統領の会見が控え、ほぼ終日様子見ムードの展開となった。直近値を飛ばした銘柄の利益確定売りが目立った一方で、新規に出た材料株などに買いが集中した印象が強い一日に。
個別では、株主優待制度の新設が発表された【9853】ジュンテンドーやタイ財閥大手のチャロン・ポカパン(CP)グループと19年に中国に合弁会社を設立との一部報道があった【1383】ベルグアースなどがストップ高となったほか、前日上方修正からストップ高の【1401】エムビーエスが連日のストップ高。
また、「次世代航空機のエンジン基幹部品に日本発の新素材が採用される」との報道から【5302】日本カーボンが一時ストップ高の大幅高。英国の会社型上場投資ファンド買収協議を材料視の【3528】プロスペクト。仕手性強い【3318】メガネスーパー。上方修正好感の【7879】ノダなどの上昇も目立った。
明日は今晩のトランプ会見次第。どんな展開でも物色は引き続き材料株、テーマ株メインとなる可能性は高いかと思うが、やはりまずは会見後の為替動向に注目!