本日の日経平均株価は103円安と続落。前日の米株安や円高、トランプ政権の先行き不透明感が重石となり、ほぼ終日軟調な推移に。 また、米TPP離脱の大統領令に署名なども嫌気された。
個別では、前日発表された中期経営計画を評価の【3968】第一化成や音楽サービス「LINE MUSIC」にレコメンドサービス提供の【3634】ソケッツがストップ高。また、トランプ政策関連、建設機械の油圧回路に用いるフィルター世界首位の【6240】ヤマシンフィルタが改めて買われたほか、株式分割を好感の【3968】セグエグループ。ゲーム関連、先日スマホゲームの「ドラゴンタクティクス」をenishから買い取った【3928】マイネットなどが大幅高に
その他、上方修正を好感のカジノ関連【6425)】ユニバーサルエンターテインメント。中小型株からはこれといった材料は確認出来ないものの資金流入し、【6942】ソフィアHD、【6719】富士通コンポーネントなどの上昇も目立っていた。
明日も引き続きトランプ新政権の不透明感がある状況なだけに基本様子見し、方向性見極めへ。日経平均は続落となったものの、直近IPO銘柄や、低位株、材料株などへの物色意欲は旺盛な状況。
しばらく相場の方向性が掴めるまではこういった銘柄の短期売買。更に円高進み急速に下げるような局面あればじっくり慎重に3月末へ向けての高配当銘柄など押し目を拾っていくといいだろう。