本日の日経平均269円高の大幅反発。後場は節目の1万9000円を挟んでこう着感の強い相場展開。1万9000円が下値サポートとして機能、引けにかけてはややジリ高の流れ。物色意欲は引き続き旺盛で幅広い銘柄が上昇、特に中小型が賑わう展開となったかと思う。
個別では、中期経営計画を引き続き評価された【3968】第一化成やハイブリッドCADシステムCADSUPER 2017の発売発表を引き続き材料視の【4640】アンドールが連日のストップ高。また、立会外分売の実施を発表、一部昇格への期待から【6196】ストライクもストップ高に。
また、IoTの普及で、インターネットに接続した家庭用機器に攻撃対象が広がったとの一部報道からセキュリティ関連の一角【3356】テリロジー、上方修正を好感の【7271】安永が大幅上昇となった。
その他、直近IPO銘柄系の上昇も目立ち、特に【3267】フィル・カンパニー、【6541】グレイステクノロジー、【3965】キャピタル・アセット・プランニングなども大きく買われた。
明日は本日注目の節目ポイント1万9000円台を維持したことにより堅調に推移するか、本日同様にこの水準でのもみ合いを想定。大崩れはないかと思う。物色意欲も旺盛で明日も本日賑わった銘柄衷心に監視。また、決算もこれから多く控え、しばらくは個別株中心になるかと思う。