本日の日経平均株価は98円安と4日ぶり反落。後場は円高の一服のほか、日銀によるETF買いへの思惑に下げ幅を縮小した。物色意欲は引き続き旺盛で決算や材料を手掛かりにした銘柄。新興では直近IPO、中小型株なども買い意欲は衰えず。
個別では、1四半期決算、レーティング引き上げきっかけに【6080】M&Aキャピタルパートナーズ、上方修正、配当も2円増額の【4366】ダイトーケミックス、無害化ソリューションが33都道府県内で採択と報じられたセキュリティ関連の【4288】アズジェントなどがストップ高。
また、後場に株式分割を発表した【6199】セラクが急伸となったほか、日足で去年の高値の節目を突破してきた【6266】タツモが後場一段高に。その他、防衛大綱を前倒しで改定の思惑に防衛関連の一角【6946】日本アビオニクス。第3四半期決算の大幅増益を好感の【9629】ピー・シー・エーなどの上昇も目立った。
明日は日銀会合の結果発表のほか、31日~2月1日の米FOMCを控え様子見ムード。これら見極めの動きからそれ程大きな動きにはならないと思う。日銀会合はほぼ現状維持で間違いないと思うが、一応が判明する昼前後の動きには警戒しておきたい。
物色は継続して決算手掛かりにした銘柄や材料株。日足チャート良好な新興の中小型株などメインに監視。本日、注目銘柄で好調だった銘柄は引き続き上値追い、新値追いの流れに期待したい。