本日の日経平均株価は68円安と反落。後場は狭いレンジでのもみ合いと、日銀ETF買い思惑に下げ渋ったものの、週末要因、3連休前とあって積極的な押し目買いは入らず。
個別では、「今夏にも自社外食店のフランチャイズ（FC）展開を始める」との一部報道のあった【3370】フジタコーポレーションや特段の材料は確認できなかったものの【9057】遠州トラツクがストップ高に。また、後場に2017年春配信予定のスマートフォン向け新作RPG「ルナプリ from 天使帝國」の謎のカウントダウンサイトを公開の【3991】Aimingが急伸、買い一巡後も高値圏維持し、週明け上昇の期待も高まる格好となった。
その他、直近個人に人気の高いゲーム株。分割発表の【3793】ドリコムやイケメン役者育成ゲーム「A3!(エースリー)」人気の高い【3758】アエリアなどが一時急速に上げ幅を縮めたが引けにかけて持ち直す直したほか、大引けにかけ【7974】任天堂が買いを集め日足上抜けと週明けの動きにも期待したい。
ほかにもAR（拡張現実）を駆使して仮想世界のキャラクターでエイベックスよりメジャーデビューが決定し、人気を集めた【4334】ユークスが四季報効果、「AR performers」のライブ映像を上映するイベントの先行抽選申し込みが16日からスタートしたことをきっかけに人気が再燃。こちらも週明け以降再び短期資金を集めてくる可能性も高いと思う。
週明けは今晩の米市場の動きにもよるが手掛かり材料難。重要イベント通過も思ったより日経平均も方向性も掴み難い状況であり、引き続き方向性を見極めつつの材料株、値動き軽い中小型株や直近IPO銘柄を中心の物色となるかと思う。
