前場の日経平均株価は19円安と続落。朝方は前日の米株上昇、直近の下げからの自律反発から買いが先行も一巡後は買い材料難に上げ幅縮小。その後は米国がシリアに向けてミサイル攻撃などの影響から地政学的リスクへの警戒からマイナス転換となった。
個別では、米がシリアに向けてミサイル攻撃から再び地政学的リスクが高まり【6208】石川製作所や【4274】細谷火工などの防衛関連の一角が急伸したほか、今期最終は黒字浮上、5期ぶり復配の【3083】シーズメンや痙性麻痺治療貼付剤のライセンス契約締結の4586】メドレックスなどがストップ高となった。
その他、ヤマト運輸のアマゾン当日配送撤退報道から運送関連が人気化。【9057】遠州トラック、直近IPOでもある【9325】ファイズなどの上昇も目立つ。
後場も下値模索の展開を警戒。北朝鮮問題、シリア問題、米中首脳会談、雇用統計、週末要因など気になるイベントなど複数あり明らかに積極的には買いに行く局面ではないと思う。