前場の日経平均106円安と3日続落。前日の米英市場が祝日で休場だったほか、手掛り材料のなかでやや売りが先行。その後は円相場が1ドル=111円を割り込むと下げ幅を拡大。今週末に米5月雇用統計なども控えており、積極的な押し目買いなどは入りに難い状況となっている。
個別では、ブロックチェーン推進協会に入会の【4284】ソルクシーズや不動産比較サイト取得し業容拡大期待から【7859】アルメディオがストップ高。また、引き続き仮想通貨関連の一角の【3825】リミックスポイント。 ビットコイン決済を仲介事業でスタート 将来的に不動産販売事業での仮想通貨決済を目指す発表した【3469】デュアルタップなどの上昇も目立っている。
その他、手掛かり材料難のなか仕手性強く値動き軽い銘柄や小型の材料株も強くスマホゲーム「小小軍姫」の日本でのライセンス獲得の【2656】ベクター。動画に含まれる文字情報を検出するシステムで特許取得から人気の【4308】Jストリーム。AI関連、NVIDIA関連である【2488】日本サーボパーティーなどが強い動きに。
後場は日経平均の一段安には警戒。引き続き前場人気の材料株、小型株中心。短期値幅取りのスタンスが安定かと思う。