前場の日経平均118円高と、先週末に警戒された北朝鮮をめぐる地政学リスクが一時後退したほか、安倍首相が年内に大規模な経済対策を策定するとの思惑などから朝方から買いが優勢の展開に。
買い一巡後は予想通りやや上値は重いが、物色は政策に絡んだテーマ株。教育無償化関連、量子コンピューターなどを中心に悪くないといった印象だ。
個別では、直近IPOの【3993】PKSHA Technology、安倍政権が「シェアサイクル」などの自転車活用の推進を計画しており、これが刺激材料に【4783】日本コンピュータ・ダイナミクスなどがストップ高。
その他、優待拡充を好感の【3673】ブロードリーフ、世界トップクラスの米アフィリエイトプラットフォームCJ Affiliateとの戦略的業務提携を材料視の【2122】インタースペース、ほこりセンサーの新製品開発との一部報道を材料視の【3004】神栄など人気を集めている。