理化学研究所などが、まったく新しい「万能細胞」の作製に成功した。これによりバイオ関連株が急上昇。既に筋介入との噂も。そこで今回はこのSTAP細胞について紹介しておきたい。
「万能細胞」とは?
心臓や胃腸など、どんな器官にもなりうる分化多能性を持った細胞のこと。これまではいったん役割が定まった体の細胞が、弱酸性の液体で刺激するだけでは万能細胞に変わることはありえないとされていた。
「ES細胞」や「iPS細胞」を超えるのか?
ES細胞は受精卵を壊して作るため倫理的な問題があり、iPS細胞は遺伝子を入れて作ることなどから、がんになるおそれがあるのではないかと指摘。更に2~3週間作製期間がかかるそれらに対してSTAP細胞は1週間ほどで効率よく作製出来るとのこと。
世界各国で今注目を集めるSTAP細胞。当然これに投資家が目をつけないわけがない。人の細胞に対してこれが適応されるかどうかはまだわからないが、現代医学の進歩を考えれば不可能ではないだろう。再生医療への道はまだ何年も先だろうが今後の更なる発展を期待して今後も株価は上昇していくのではないだろうか。