仕手株

好決算銘柄の押し目買い

7月31日の米国株式急落はアルゼンチンのデフォルト問題、ポルトガルの大手銀行の業績悪化、さらにロシアに対する経済制裁に絡む米エネルギー企業の先行き不安感などが背景となった。しかし、底流にはQE3の終了に伴う利上げの時期を相場が織り込みにかかっていることがあろう。その意味では、日本時間1日夕方時点では判明していない米国の7月雇用統計が焦点になる。特に注目される非農業部門雇用者数は前月比23万人の増加が市場コンセンサス。強い数値が出るようだと早期利上げへの思惑から米国株式の波乱要因になりかねない。