先週は主要銘柄の変動により大きな値動きを見せたが、全体を通し新興市場は精彩を欠いた一週間と言える。個別に見れば知名度の高い銘柄も存在するが、それだけでは一斉に関心を集める魅力とは言い難い。来週も引き続きメジャー路線で考えるなら、やはり自動車を中心とした円安メリット株や医薬品株、後は建設関連の押し目も狙いたいが、個人的にはコイル用自動巻線機最大手の【6145】日特エンジニアリング、広告・看板向けインクジェットプリンタで世界首位級の【6638】ミマキエンジニアリング、中古車情報誌Gooを発行する【4298】プロトコーポレーション、これらは知名度や業績、割安さやチャート状況から魅力十分だ。