日経平均株価は390円高の1万7210円と大幅続伸し、日経平均は1万7200円台を回復した。米FOMC声明を受けた米株高・ドル高や、原油価格がひとまず下げ止まっていることも投資家心理が改善し、全面高となった。新興市場も投資マインド改善の恩恵を受け
マザーズ指数5日ぶり反発。東証1部の出来高は27億2884万株。売買代金は2兆8877億円。騰落銘柄数は値上がり1608銘柄、値下がり169銘柄、変わらず77銘柄。
個別では、【1605】国際石油開発帝石や【1662】油資源開発などの石油関連株が原油の底打ち期待からリバウンド狙いの買い戻しの動きに。【5204】石塚硝子は高級陶磁器メーカーの鳴海製陶を買収発表からストップ高。【3787】テクノマセマティカルは「8K」対応のリアルタイムソフトウエアデコーダを開発から連日のストップ高となった。その他、【3692】FFRIや【4564】OTSなどが値上がり上位に。
原油価格の動向やロシア情勢に対する懸念などが終息しておらず、市場に不安定さは残る。しかし、中長期での上昇基調の中での調整局面との見方に変わりはなく、早々に25日線上への回復となれば年末に向け再び1万8000円を目指す可能性も。