【3692】FFRI 6,030円 +1,000 (+19.88%) ストップ高
【9501】東京電力 492円 -13 (-2.57%)
【9684】スクウェア・エニックス 2,508円 +12 (+0.48%)
前日の米市場では、ダウは15ドル安と8日ぶりに小反落。ギリシャで大統領選出ができず総選挙の実施が決まったことで、政局混迷を警戒する売りが出たほか、年末年始の5日連休を控えて、ポジションを手仕舞う動きから日経平均は続落し安値引け、7日ぶりに1万7500円を割り、25日線も割り込んだ。また、売買代金は膨らまず1兆6172億円と4日連続で節目の2兆円を下回る結果に。
個別では、最近の注目銘柄で連日挙げていた【3692】FFRIが後場一段高のストップ高。年初来高値を更新する強い動きとなったほか、直近IPOの【6031】サイジニアがこちらも同様に年初来高値更新のストップ高。その他、【4777】ガーラ、【7523】アールビバンなどの小型ゲーム株の上昇に刺激を受けた【9478】SEホールディングスなどが急伸する動きとなった。
2015年大発会は1月5日。12月30日、31日、1月2日の米国市場の動向や為替市場の動向などの影響を受けてのスタートとなる。経済イベントでは6日に米12月のISM非製造業景気指数、12月のユーロ圏総合PMI、12月の中国HSBCサービス業PMI。7日は米FOMC議事録、12月のADP雇用報告。9日には12月の米雇用統計が予定されている。海外のリスク要因に対する懸念から先物は大幅下落、来年の年初はやや波乱含みの展開が既に予想されているが、安値をじっくり待っての押し目買い、突っ込み買いが有効な場面とみる。