本日の日経平均株価は59円安。前場は欧米株安や円安の一服感を背景に利益確定売り優勢となった。後場入り後は、ギリシャ債務問題に対する警戒感に加え、あすの祝日を前にした手控え気分から、安値圏でのもみ合いがしばらく続いたが、１４持３０分過ぎに日銀のETF買いと思われる動きなどをきっかけに引けにかけ下げ幅を縮小した。東証1部の出来高は20億475万株、売買代金は2兆1654億円。騰落銘柄数は値上がり906銘柄、値下がり819銘柄、変わらず137銘柄。業種別では、倉庫・運輸関連、機械、海運などが下落した一方、鉱業、保険、サービスなどが上昇率上位となっている。
個別では、先日画像データ圧縮用IPが台湾ノバテック社に採用された【3787】テクノマセマティカルや直近大きく売り込まれていた【4347】ブロードメディアなどが急伸となったほか【9831】ヤマダ電気、【7523】アールビバンなども後場一段高に。一方、【3823】アクロディア、【3758】アエリアなど直近賑わったゲーム株の一角は過熱感が意識されストップ安に。
