前場の日経平均株価は103円高と反発。前日、米ダウが連日で史上最高値を更新した流れを受け買い先行。その後は一旦目先の利益を確定する売りに押される場面もあったが、売り一巡後は再び堅調推移。国内企業業績の拡大期待や年金買い期待、先高観などが強く再度上げ幅を拡大してきている。業種別では、鉱業、海運、保険、鉄鋼、証券などが上昇する一方、電力・ガス、空運、電気機器、ガラス・土石が下落。東証1部の出来高は10億7421万株。売買代金は1兆648億円。騰落銘柄数は値上がり1067銘柄、値下がり645銘柄、変わらず147銘柄。
個別では、上期業績予想の上方修正を好感し【6871】日本マイクロニクスが急伸。米スプリントの株価上昇を刺激に【9984】ソフトバンク、社長が自社株を買い増しを報じられた【9831】ヤマダ電気などが堅調。その他、直近IPOの【3907】シリコンスタジオ、中期経営計画や今期末配当の増額した【8186】大塚家具はなども賑わっている。
