前場の日経平均株価は209円高。前週末の欧米株高を好感寄り付きから買い先行、一時は為替が円高に振れ上げ渋る場面も見られたが前場後半に入り一段高の展開。26日の3月期末権利付き最終売買日に向けて配当取りも意識されやすく、需給は良好との見方が広がっている。主力銘柄中心に買われているほか、業種別では、医薬品のほか、鉱業、その他金融、その他製品、輸送用機器、倉庫運輸、卸売、ガラス土石、空運、ゴム製品などが強い。一方で海運、パルプ紙、電力ガスが小安い。
個別では、アルツハイマー型認知症治療薬の試験結果を好感された【4523】エーザイがストップ高。先週業務提携から急動意の【7974】任天堂、【2432】ディーエヌエーが大幅高となっているほか、【2121】ミクシィ、国内景気回復で求人需要追い風から【4848】フルキャストなども買われている。
