前週末の欧米株高を好感から買い優勢の展開。短期的な過熱警戒感などが重しとなり、度々上げ渋る場面も見られたが、先高期待が根強いほか、配当狙いの買いなども入り1万9700円台で堅調に推移した。業種別の値上がりは医薬品や鉱業、倉庫・運輸関連、その他金融などが上位。値下がりは海運、不動産、銀行が目立った。
個別では、収益見通しの上方修正や増配を好感で【6777】SANTECが急伸、台湾の鴻海精密工業による出資再提案が伝わった【6753】シャープや自社株買いを発表した【8088】菱洋エレクトロなどが堅調に推移したほか、インバウンド関連、先週に中国大手旅行子会社との業務提携を発表した【8256】プロルート丸光や信用取引規制が解除、飲食店のメニューの多言語化システムなどを発表している【2479】ジェイテックながストップ高となった。