仕手株

仕手株・ファンド介入リーク情報【4/6 前引け】

前場の日経平均株価は36円安と反落、米3月雇用統計の悪化を背景にした対ドルでの円上昇などを受け、寄り付きから売りが先行した。ただ、一巡後は日銀によるETF買いや投資信託による資金流入期待なども心理的な下支え要因になり押し目買い入り下げ幅縮小の動きに。業種別では、その他製品、鉱業、食料品、医薬品、サービス、水産農林、精密機器が堅調。半面、海運、繊維、不動産、金属、銀行、証券、建設、機械など軟調な展開となっている。

個別では、先週に続き直近IPOや中小型の材料株の日替わり物色が継続。【6775】TBグループ、【3776】ブロードバンドタワー、【4813】ACCESS、【3913】sMedio、【3131】シンデン・ハイテックスなどが値上がり上位に。一方、不適切な会計処理の可能性から【6502】東芝が大幅下落、【5216】倉元製作所も先週末に続き利益確定売り優勢に。

売り一巡後の日経平均株価は下げ渋る展開、年金買い期待などが支えなっている状況だが、雇用統計を受けた今晩の米市場の動きも気になるところ。後場も引き続き直近IPO銘柄の一角など値動きの軽い銘柄に短期値幅取り狙いを狙うのが無難かと思われる。