本日の日経平均株価は147円高と3日続伸。前日の米市場の上昇や円安を好感され買い先行スタート。その後も先高観測から買い優勢の展開が続き、一時は1万9957円まで上昇し、15年ぶりの2万円突破に急接近したものの突破には至らなかった。業種別では、その他金融業、食料品、医薬品が上昇率上位だった。一方、鉱業、石油・石炭製品、繊維製品が下落率上位。東証1部の売買高は19億8784万株、売買代金は2兆3497億円だった。
個別では、【6721】ウインテストが引き続きソニーの画像センサー追加増産への思惑から連日のストップ高となったほか、値動きの軽いマイナンバー制度関連として【4769】インフォメーションクリエーティブが短期資金を呼び込みこちらもストップ高に。その他、LINE関連銘柄の【2321】ソフトフロント、新たな事業開始を発表、iPhone向けゲームアプリ「くまコレクション」の配信を開始した【3645】日本メディカルネットコミュニケーション。米ダイナトレースと国内での総代理店契約を締結を発表した【3857】ラックなどが後場一段高となった。
本日引け後の決算、ファーストリテイリングが上方修正を発表。指数寄与度の高い銘柄だけにこの内容を好感される展開なら寄り付きから大台2万円を突破してくる可能も十分にある。ただ、明日はオプションSQを控えるてるほか、2万円台を突破の達成感などからの利益確定売り繋がる恐れもあり警戒しておきたいところだ。